No.216


【Vagrant】Vagrantのデバッグ出力

Vagrant起動時のトラブルシューティング

 Vagrantは便利ではあるけど、複雑なシステムだとVagrantfileがどんどん肥大化していき、起動時に大量の情報が表示されるようになる。そうなると、何か問題が発生したときにコンソール画面で問題の確認が行いづらくなってしまう。

 特にProvisionやchefでミドルウェアのインストールなど行っている場合には、ものすごい量の情報が超高速でスクロールしてコンソールの彼方へ消えていってしまう。

 そんなときはVagrantをデバッグオプション付きで実行して、標準出力からログファイルに情報を記録してしまおう。


デバッグ出力のほうほう

 起動時に--debugオプションをつける方法が楽。

vagrant up --debug

 標準出力にメッセージが表示されるので、リダイレクトでファイルに保存してしまおう。

vagrant up --debug > debug.log