No.314


【Vagrant】【VirtualBox】ディレクトリの移動

イメージまで含めて全てSSD上で動かしたい

 Vagrant+VirtualBox環境で心臓に悪いこと。それは頻繁に行われるディスクアクセスだと思う。

 頻繁にアクセスするのでランプは付きっぱなしだし、ランダムライトが繰り返されるのか心なしかハードディスクの音も大きく感じる。

 というわけで、環境の速度向上も兼ねて、全てのデータをSSD上に移動してしまおう。


手順①:仮想マシンを終了させる

 終了させておかないと移動ができない。

 SSD化したいものだけでなく、全部止めておくと吉だと思う。


手順②:SSDのドライブにディレクトリを用意

 BOXのイメージも移動するので、標準と同じ名前にしておくのがいいと思う。

 自分の場合はZドライブにSSDを増設した。

 VirtualBoxのイメージは

Z:\VirtualBox VMs

 Vagrant関連は

Z:\Vagrant

 とした。


手順③:VirtualBoxのイメージを移動

 標準の置き場の

C:\Users\○○○\VirtualBox VMs

 から先ほど作成した

Z:\VirtualBox VMs

 へイメージを移動する。

 イメージはディレクトリになっているので、ディレクトリごと移動しよう。

 いきなり移動するのが怖い場合は、コピーして古いイメージはリネームしておけばいい。


手順④:VirtualBoxで除去と追加を行う

 VirtualBoxを起動すると先ほどイメージを移動した仮想マシンがinaccessibleになっている。

 落ち着いて右クリックから「除去」を選び、いちど環境を消してしまおう。

 その後、上部メニューから「仮想マシン>追加」を選び、移動先のイメージの中にある.vboxを指定すれば仮想マシンが復活する。


手順⑤:Vagrantのデータを移動

 から先ほど作成した

Z:\Vagrant

 へVagrantのディレクトリを移動する。

 いきなり移動するのが怖い場合は、コピーして(ry


手順⑥:環境変数の設定

 Vagrantの環境変数を書き換えないと、また元のディレクトリにデータを書き込んでしまう。

 最初にVagrantの設定をしたときを思い出し、環境変数VAGRANT_HOMEを修正しよう。

VAGRANT_HOME=Z:/Vagrant/.vagrant.d

 これで終了!