No.164


【Vagrant】【VirtualBox】ファイルの位置

VagrantとVirtualBoxの不要ファイルを削除したい

 Vagrantで開発しているといろいろ不要ファイルが出てくる。
 気になってみてみると削除コマンドの暴走で残ったファイルとか結構あるんだけど他人からはあまりそういう話は聞かない。…環境によるのかなぁ?

 とりあえず通常のお掃除方法と手動でのお掃除方法をメモ。


BOXファイル

 Vagrantのゴミででかいと言えばBOXファイル。SSDなどの容量少なめの環境で作業している時は馬鹿にできない容量になる。
 使わなくなったBOXファイルは不要なのですっぱり削除してしまおう。

 正規の手順で削除するにはbox removeコマンドを使う。

vagrant box remove BOX名

 何らかの理由で手動で削除する場合は、BOX情報の入ったディレクトリを削除すればOK。
 Windows7だと以下のディレクトリになる。

C:\Users\ユーザー名\.vagrant.d\boxes\BOX名

仮想環境の削除

 これもでかい。やっぱりSSDなどの環境では寿命を縮める元になるので不要なものは削除してしまおう。

 正規の手順で削除するには、VirtualBoxのコンソールから、

  1. 削除したい仮想環境名を右クリック。
  2. 「除去」を選択。

 これでOK。

 ただ、これもゴミが残ることある。構築に失敗した仮想環境など謎のものが残っていることも多い。
 下記のディレクトリに仮想環境の情報が保存されている。VirtualBoxのコンソールに表示されていないディレクトリは削除してしまおう。

C:\Users\ユーザー名\VirtualBox VMs\仮想環境名