No.260
【Vagrant】snapshot機能
snapshot機能が思いの外便利
Vagrant環境の設定はPackerとかChefを使って行うことが多い。個人的には学習コストの低い「Vagrantfileにshell直書き」とかPackerを使うことが多いけど、世の中的にはchefな感じだろうか。
いずれにせよ、新しい仮想環境のセットアップ時には何回も設定を書き換えつつTRY&ERRORすることが多いだろう。
そんなときはVagrantのsnapshot機能が便利。今まではboxを作って初期状態を保存していたけど、snapshotは手軽さが全然違う。
なお、snapshotはVagrant1.8からの新機能なので、互換性のために古いバージョンを使っている人は利用できない。残念。
コマンドと機能
コマンド | 動作 | 備考 |
---|---|---|
vagrant snapshot list | スナップショット一覧 | |
vagrant snapshot push | スナップショット作成 | |
vagrant snapshot pop | スナップショット復元 | スナップショットは消える |
vagrant snapshot save スナップショット名 | スナップショット作成 | |
vagrant snapshot restore スナップショット名 | スナップショット復元 | スナップショットは消えない |
vagrant snapshot delete スナップショット名 | スナップショット削除 |
push``pop
ではスナップショットは消えてしまうけど、save``restore
ではスナップショットは残ったままなので何回でもやり直しができる。便利。