No.358


【macOS】ハードディスクのメンテナンス

ディスクが気になるときはFirst Aid!

  macOS 10.11のEl Capitanから、Macの宿痾ともいえる「ディスクのアクセス権の検証/修復」は自動で行われるようになった。

 そのため、以前より起動することが少なくなったFirst Aidだけど、ディスク周りで不安があるときは忘れずに実行しよう。

 自分は

  • OSの起動がやたら遅い
  • アプリの起動がやたら遅い
  • ファイルを開くのがやたら遅い

 などが繰り返し発生したらまずは掃除をして、それでも改善されない場合はFirst Aidを行うようにしている。


First Aidによるチェック

  1. アプリケーションの中にある「ユーティリティ」を開く。
  2. 「ディスクユーティリティ」を起動する。
  3. 左側メニューから「Macintosh HD」を選択する。
  4. ウィンドウ上部にある「First Aid」をクリックして実行する。
     実行にはしばらく時間がかかるので寝て待とう。

 完了時に「ボリューム"Macintosh HD"は問題ないようです。」と表示されたらOK。

 「問題ない」以外のメッセージが表示された場合は次の修復作業を行う。


First Aidによる修復

 確認は動かしたまま行えるが、修復は再起動して(シングルユーザーモードで?)行う必要がある。

  1. Macを再起動する。
  2. 再起動したらCommand + Rキーを押したままにしする。
  3. Appleロゴが表示されたらキーを放す。
  4. 「ディスクユーティリティ」を起動する。
  5. サイドバーでMacintosh HDを選択する。
  6. 「First Aid」ボタンをクリックする。 1.「実行」をクリックする。

 障害発生の警告が表示された場合は、基本的にはデータをバックアップしてディスクを交換…になる。残念。