No.72
【WEBブラウザ】キャッシュ保存場所の変更
ブラウザのキャッシュの保存場所を変更しよう
ブラウザのキャッシュは便利な仕組みだが、HDDの遅さゆえファイルが溜まってくるとそれだけでパフォーマンスに影響が出てくる。そのため、キャッシュの保存先を高速なRAMディスクなどに移す手法が行われている。
特にChromeで設定変更するとディスクランプの明滅とゴリゴリ音が減るのが実感できる。もう無しには戻れない…
というわけで各ブラウザの設定変更方法をメモ。
※以下は全てWindows7の情報。
※変更先はRAMディスクでZドライブ
のTEMP
フォルダとしている。
Google Chrome
スタートメニューなどのChrome起動用ショートカットを右クリックしプロパティを開き、「リンク先」末尾に以下を追加する。追加分先頭の半角スペースを忘れないこと。
--disk-cache-dir="キャッシュ保存先フォルダ"
具体的にはリンクは下記のようになる。
``` "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --disk-cache-dir="Z:\TEMP」
変更後、Chromeを全て閉じ、設定したショートカットから起動すること。
FireFox
ブラウザのURL欄に「about:config」と入力する。恐ろしげな警告が出るけど無視して続けてOK。
設定の一覧が画面に表示されるので、何もないところで右クリックする。表示されたメニューにて「新規作成>文字列」と選択する。
「設定名」に「browser.cache.disk.parent_directory」と入力し、値にキャッシュ保存先フォルダを入力する。
FireFoxを全て閉じ、再起動する。
InternetExplorer
右上の歯車(設定)アイコンから「インターネットオプション>履歴の閲覧>設定>フォルダーの移動」を選択する。
キャッシュ保存先フォルダを入力して「OK」を押す。
Windowsを再起動する。