No.478


【Windows】PCのクローン作成【Clonezilla】

起動ドライブをクローンして複製したい

 無償クローンソフトの決定版は今のところ(2024年)、Linuxベースの Clonezilla が最強と感じている。

Clonezilla

過去記事:【Windows】PCのクローン作成【EaseUS Todo Backup】

 PCを稼働させながらバックアップすることはできないが、項目の選択は流れ作業的で、慣れれば手順も簡単でさくさくクローン作業できるだろう。


Clonezilla の準備

 ISOをダウンロードしてきて起動DVDもしくは起動USBメモリを作成する。

  1. Clonezilla Live Download からstable版を選択
  2. CPU種別(普通は「amx64」)とfile種別を選んで「Download」
  3. DVDに焼くか起動可能なUSBメモリに書き込んで準備する。

Clonezilla の操作手順

 テキストベースのインターフェースは見慣れないかもしれないけど、焦らずミス無く操作していこう(戒め

  1. コピー先のUSBデバイス(HDDもしくはSSD)は外しておく。
  2. DVDもしくはUSBを起動させる。
  3. 起動選択画面になったら一番上の「Clonezilla live」を選択。
  4. 「Choose language」画面になったら「ja-JP」を選択。
  5. 「キーボード設定」画面になったら「keep」を選択。
  6. 「Clonezillaを開始します」画面になったら「Start_Clonezilla」を選択。
  7. コピーmode選択画面になったら「device-device」を選択。
  8. ウィザードmode選択画面になったら「Beginner」を選択。
  9. 「Choose local disk as source」画面を表示する。
    この段階で表示されたHDDの構成をメモしておく。
    次の過程で増えたHDDがコピー先のUSBドライブとなる。
  10. 「取消(Cnacel)」を選択してはじめからやり直す。
  11. コピー先のUSBデバイス(HDDもしくはSSD)を接続する。
  12. 「Choose local disk as source」画面まで前述の手順で進める。
  13. 「Choose local disk as target」画面でコピー先のHDD(SDD)を選択する。
    初回表示時から増えているHDDがUSB接続したHDDである。 たいていはデバイス名に「USB」「SCSI」を含まれているのでそれも目安になる。
  14. 「オプション選択」画面では「-sfsck」を選択。
    これでディスクチェックは行われない。
  15. 「終了動作」画面では「-p choose」を選択。
    これによりバックアップ終了後に最初のメニューに戻った状態となる。
  16. 何度か「continue?」と聞かれるので、画面の表示内容を確認しつつ「y」で進めていく。
  17. 少しリッチな画面が表示され、クローンの進行状況が表示される。
  18. あとは終わるまで待つ。
  19. 「Choose mode」画面が表示されたら「poweroff」を選んで終了。