No.474
【Windows】PCのクローン作成【EaseUS Todo Backup】
起動ドライブをクローンして複製したい
バックアップ目的や、二号機作成などでHDDもしくはSSDをクローンしたくなることは多い。
基本的にはサードパーティのソフトを使い、その指示通りに行えばまあ大丈夫だけど、何カ所かつまづくところがあったのでメモしておく。
ソフトは EaseUS Todo Backup を使用している。バージョン13以降は有料版でないとクローンが行えないので、そこはうまくやって欲しい。なお、バージョンが違っても操作は基本的に同じなので、手順は本テキストのやり方で問題ない。
蛇足だが、クローンしたWindowsのライセンスにはご注意を。当然cloneしたマシンにもライセンスが必要になるので。
同様にセキュリティソフトなどのライセンスあり製品も、再認証しないと両方で使えなくなったりするのでご注意。
EaseUS Todo Backup の操作手順
- コピー先のHDDもしくはSSD(以下HDDと略)をHDDケースなどでPCに接続。
- コピー元のHDD(ここではCドライブ)と同じ形式でコピー先のHDDをフォーマットしておく。 形式は「MBR」か「GPT」のどちらか。
- EaseUS Todo Backup を起動する。
- 左メニューの「クローン」を選択する。 「システムクローン」では上手く行かないので注意。(少なくとも自分は成功したことがない)
- ソース画面で、コピー元のHDDをチェックして次へ。
- ソース画面が「ターゲット」に変わるので、コピー先のHDDをチェックする。(まだ先に行かない)
- コピー先がSSDの場合: 画面下の「高度なオプション」を選択。オプションの「SSDに最適化」をチェックする。
- コピー先のHDDがコピー元より大きな容量の場合:ターゲットHDDの左端にある「編集」を選択。容量が古いHDDのままになっているので、スライダーを操作して最大容量に変更する。
- 諸々終わったら、画面下の「次へ」を選択。
- 確認画面が出るので最終確認する。くれぐれもCドライブなど重要なものがターゲット(コピー先)になっていないか注意する。
- 画面下の「実行」を選択。ログが表示されるのでしばし待つ。
- 起動ドライブをクローンしている場合:「MBRのクローンを開始します」と「MBRのクローンが完了しました」が表示されることを確認。
- 「ディスククローンが正常に完了しました」が表示されたら正常終了。
参考メモ
経験則だが、クローンが失敗する場合はクローン先のHDDのフォーマットをミスしている可能性が高い。
パーティションの削除と再フォーマットは必須と考える。