No.330


【Windows7】バッテリーの劣化状況を確認する

バッテリーがどのくらいへたっているのか知りたい

 メーカー製のノートPCを買うとよくプレインストールされているバッテリ管理ソフト。動作がくっそ重いのが難点だけれど、ただひとつだけ便利な機能がある。

 それはバッテリの性能劣化を数値で見せてくれる機能。

 Windowsの電源パネルでは充電量と残り時間しか教えてくれないので、買い換え時の判断が感覚に頼るしかなくなってしまうのだ。

 幸い、Windowsの基本機能でバッテリの劣化具合を判断することができる。たぶんメーカー製のソフトもこの仕組みから情報を得ているのだろう。


Windows7の場合

 この機能はGUIが用意されておらずコマンドプロンプトから実行する必要がある。しかも、出力はHTMLファイルのみなのでわざわざブラウザでそれを開かなくてはならない。実に面倒くさいが、そうしょっちゅう実行するものでもないから我慢しよう。

  1. スタートメニューからコマンドプロンプトを右クリックし「管理者として実行」を選ぶ。
  2. HTMLファイルを出力したいディレクトリに移動する。 -OUTPUTオプションでディレクトリ指定もできる。
  3. 下記のコマンドを実行する。
powercfg /energy
  1. しばらく待つとenergy-report.htmlというファイルが出力される。
  2. ブラウザにドラッグ&ドロップして表示する。
  3. 「バッテリ:バッテリ情報」の項目を探す。だいたい一番下近辺にある気がする。
  4. 「容量の設計」が理想の満充電量、「前回の完全充電」が現実の満充電量となるので計算すればOK。
(前回の完全充電 / 容量の設計) * 100 = 現在の性能(%)