No.407
【macOS】AirMac Express の中継設定(macOS 11)
macOS 11 だと古い Base Station が認識されない?
とあるMac主体の環境にて、ネット-ワークの中継器として AppleのMC414J/A(AirMac Express Base Station 802.11n 第2世代)を利用している。
ふと、工場出荷状態に初期化した予備の AirMac Express が生きているか確認しようとして気が付いたのだが、macOS Big Sur(macOS 11)のAirMacユーティリティでは認識できなかった。
試行錯誤の末、下記のことがわかった。
- 工場出荷状態ではAirMacユーティリティで認識されない。
- Wi-Fiアイコンの「新規 AirMac ベースステーション」では認識される。
- 設定するとAirMacユーティリティでも認識される。
というわけで、中継器の設定手順の変更したものをメモしておく。
中継機設定手順(macOS Big Sur 以降)
- AirMac Express の電源を入れる。ランプがオレンジ色に点滅するまで待つ。
- Wi-Fiネットワークに接続しているMacを起動する。
- デスクトップ右上のWi-Fiマークを押す。
- Wi-Fi一覧の下の方に「新規 AirMac ベースステーション」が表示され、中継器の名前が 表示されるのを待つ。(「Apple Network xxxx」などと表示されるはず)
- 表示された名前を選択する。
- 「このAirMac Expressを"○○○○(親機のAirMac Extremeの名前)"を拡張するように設定します」と表示されたら「次へ」を押す。
「ベースステーション名」にはお好きな名前をどうぞ。(わかりやすく「AirMac Express 中継器」などが良いと思う) - 「設定が完了しました」と表示されたら作業終了。
- AirMac Expressの位置を調節する。
設定後は「AirMacユーティリティ」で全ての機器のランプが緑色になっていることを確認すること。