No.372


【Windows10】自動修復がだめだったとき

自動修復もシステムの復元もだめだったときの最後の手段

 Windows10が壊れてしまったときに表示される「キーボードレイアウトの選択」画面。
 運が良ければ自動修復など自動の機能で直るけれど、だめな場合は手動でできる限りWindowsの修復を試みるしかない。

 自分はコマンドプロンプトで三つの手順を試して駄目だったら基本的に諦めている。


手順0

 まず「詳細オプション」画面から「コマンドプロンプト」を選択する。


手順1:Windowsの修復

 次のコマンドを実行する。
 半角スペースや大文字小文字、記号を間違えないように注意すること。

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

 ステータスが100%まで進んで「操作は正常に完了しました。」と表示されたら成功。


手順2:Windowsのファイル修復

 同じ画面で次のコマンドを実行する。

sfc /scannow

 「検証」が100%まで進んで「検証100%が完了しました。」と出たら終了。

 以下のケースは問題なく終了している。

  • 「Windowsリソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。」
  • 「Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に修復されました。」

 以下は手順3のディスクの修復で直るかもしれない。手順3実行後にもういちど手順2を実行してみると吉。

  • 「破損したファイルを検出しましたが、その一部を修正できませんでした。」

手順3:ディスクの修復

 同じ画面で次のコマンドを実行する。

chkdsk c: /r

 凄く時間がかかるけど100%になるまで我慢して放置する。

 もし、「このボリュームのチェックをスケジュールしますか?」と表示されたら、「y」を入力。「次回のシステム再起動時に、このボリュームはチェックされます。」と表示されるので、PCを再起動する。再起動後に自動で上記コマンドが実行される。