No.169
【FireFox】保存された証明書を削除する
「セキュリティ例外を承認」が押せない!
FireFoxにて自己証明書などで運用しているサイトへアクセスした時には「安全な接続ができませんでした」という警告が出る。
まあこれはOK。ブラウザとしては当然の反応だし、例外を承認すれば接続できるからだ。
ところが、肝心の「セキュリティ例外を承認」ボタンがグレーアウトして押せないことがある。
これは過去に行った操作でFireFoxに間違った承認情報を憶えさせてしまった場合に発生するようだ。(承認しなかったり)
そんなときはFireFoxのキャッシュクリアと、プロファイルの削除を行おう。
キャッシュ削除
これは普通の操作だ。
- 「履歴>最近の履歴を消去」を選択する。
- 「消去する履歴の期間」で「全ての履歴」を選択する。
- 「キャッシュ」にチェックを入れる。
- 「今すぐ消去」ボタンを押して削除実行する。
プロファイルの削除
FireFoxの保存している情報(ユーザープロファイル)の証明書関連の情報を直接削除する。
ユーザープロファイルの保存場所は以下となる。
%APPDATA%\Mozilla\Firefox\Profiles\
- FireFoxを終了させる。
- エクスプローラーで上記のフォルダを開く。
- 「英数字.default-英数字」というフォルダがあるのでそこを開く。
- 「cert_override.txt」「cert8.db , cert_override.txt」を削除する。
これでFireFoxの脳みそから過去の証明書は全て削除されたことになる。
これでもアクセスできないなら別の原因があるはず。まずは証明書の情報あたりから確認しよう。
補足
「セキュリティ例外を承認」ボタンが表示されない時がある。これは証明書の期限切れなどでそもそも証明書が読み込まれなかったりする時に発生するようだ。