No.170

宇宙船が降りてくる「あの場所」と言えば…

　映画『未知との遭遇』で登場人物が模型を作り巨大宇宙船と邂逅する岩山。映画『宇宙人ポール』でもさんざんネタにされた「あの場所」。

　その山の名前はデヴィルズタワーといいアメリカ合衆国ワイオミング州にあるデヴィルズタワー国定公園に聳え立っている。

Wikipedia デヴィルズタワー

Devils Tower National Monument

　標高は386m、基部からの高さ265mの岩山で、たくさんの柱が連なりつつ垂直に聳え立つ異様な姿をしている。これはロッキー山脈の造山運動の際にマグマが貫入し、そのまま固まり柱状節理となったものだ。
　柱状節理自体は珍しくはないが、だだっ広い平野の中で垂直方向に聳え立つ姿は自然の脅威と言えよう。

　なお、映画の撮影は山の模型を造って行われたそうだが、実際に山を（あわよくばUFOを）一目見ようと観光地として賑わっているらしい。Wikipediaによると年間40万人も訪れるとか。一般的な登山技術で登れるそうで、訪れた人の1％位（年間4千人）が登頂するとのこと。

　うん。俺も登りたいッス。