No.96
【Windows】コマンドプロンプトTips
DOS窓を便利に使おう
何かとお世話になるDOS窓もといコマンドプロンプト。
DOSの時代から使ってる人間には何かと便利だけど、やっぱり今の時代にはかなり取っつきにくい感がある。
それでもコツを知っているとだいぶ楽になる。少しでも楽に使えるようにTipsをメモしておこう。
Tabキーによる入力補完
入力中にTabキーを押すとそのディレクトリにあるファイルを候補として表示してくれる。何も入力しないと全ファイルが対象になる。
候補が複数ある場合はTabキーを押す度に変化していく。
漢字とか長いディレクトリ・ファイル名にすごく有効。
コピー&ペーストを楽に行う
基本のコピペ機能はとにかく使いづらいから、簡易編集モードに切り替えると楽になって天国になる。
- コマンドプロンプトの枠を右クリックし「プロパティ」を開く。
- 「編集メニュー」にある「簡易編集モード」にチェックを入れる。
これだけで「左クリックでドラッグしてコピー」「右クリックでペースト」になる。
文字コードをUTF8にする
DOS窓の文字コードはSJISだ。そのため、ファイル名にSJISで表示できない漢字が使われている場合に文字化けしてしまう。
そんなときはDOS窓の文字コードをUTF8に変更しよう。
- コマンドプロンプトの枠を右クリックし「プロパティ」を開く。
- 「フォント」タブの「フォント」を「MSゴシック」に変更する。
- コマンドプロンプトで
chcp 65001
と入力する。
これでバッチリ表示されるようになる。
ディレクトリ内のファイル一覧を取得する
ディレクトリ内のファイル一覧を取得したくなるケースが結構頻繁にある。
そんなときはdir
コマンドのオプションひとつで楽に取得できる。
dir /s /b > 出力ファイル名
参考までにオプションを説明すると、/b
がファイル名だけ
、/s
が再帰的に
、となっている。