No.286


【iTunes】Windows環境でiTunesの呪いを解く

iTunesを入れたらWindowsが重いよママン…

 iPhone使い必須のツール、iTunes。好むと好まざるとに関わらずインストールせざるを得ない。

 使っている環境がMacOS環境なら問題ない。ところがWindows環境だといろいろとiTunesが悪さをしてくれることが多い。

 基本的な悪さとしては「動作が重くなる」。これに尽きる。
 特にBonjourは酷すぎる。自分の環境ではWindowsのフリーズまで引き起こして、仕事から解放してくれる。すげえ。

 というわけで自己流ではあるけど対処法をメモしておく。


iTunes

 iTunes登録後はデフォルトでiTunesがスタートアップ起動する。これがまた重い。
 当然それに引きずられてWindowsの起動がかなーり遅くなる。

 常にiTunesが待機している必要は無いので止めてしまおう。

  1. 「スタート」メニューの「プログラムとファイルの検索」に「msconfig」と入力する。
  2. 「msconfig.exe」を実行し「システム構成」を開く。
  3. 「サービス」タブを選択する。
  4. 「iTunes」の左のチェックボックスを外す。
  5. 「OK」を押して保存する。

 これで次の起動からiTunesが立ち上がらなくなり、Windowsの起動も早くなる。


Bonjour

 iTunesのインストール時にBonjourもインストールされる。これはネットワーク上のデバイスを検出するアプリケーションと考えていい。

 これもデフォルトでWindows起動時にサービスとして開始される。そして、常にWindowsに負荷をかけ続ける。暴走するとWindowsがフリーズして電源を落とすしかなくなる。

 Wi-Fiでモバイルデバイスと同期する必要が無ければ、積極的に除去してしまおう。

 対策は2つ。

①サービスの無効化

 ひとまずサービスを無効化すれば重くなることはなくなる。

 Windwows暴走状態でも最悪ここまで操作できれば、Windows再起動後にBonjourは立ち上がらず、平和な世界が訪れる。

  1. 「スタート」メニューから「コントロールパネル」を開く。
  2. 「管理ツール」から「サービス」を開く。
  3. 「Bonjour」をダブルクリックして開く。
  4. 「スタートアップ」の種類を「無効」にする。
  5. 「サービスの状態」で「停止」ボタンを押して、現在動いているBonjourを停止させる。
  6. 「適用」ボタンを押して保存する。

 これで次の起動からBonjourが立ち上がらなくなる。

②アンインストール

 ①でも対応可能だけど、心配な場合はアンインストールしてしまうのも気楽でいい。

  1. 「スタート」メニューから「コントロールパネル」を開く。
  2. 「プログラムと機能」を開く。
  3. 「Bonjour」をクリックして「アンインストール」を選ぶ。

 これで後顧の憂いはなくなる。やったね。

 iTunes起動時に警告が出るけど無視してOK。