No.428


【Zip】Zipファイルの暗号化の種類

あれ? パスワードあっているのにZipファイルの解凍に失敗する…

 パスワード付きZipファイルをWindowsやMacで解凍すると、「エラー0x80004005: エラーを特定できません」と表示されてしまうことがある。

 結論から言うと、これはZipに使われている暗号化方法が新しいAES-256になっていることが原因だ。
 WinRARなどのアーカイバではAES-256がサポートされているが、いかんせんWindowsやMac標準のZipドライバは対応していない。
 そのため。新しめのアーカイバで圧縮したファイルが開けなくなる事件が発生するのだ。

 アーカイバの圧縮オプションの調整で対応は可能なので調べてみよう。


WinRARの場合

 パスワード付きZipファイルを作成する際に「ZIPレガシー暗号化」オプションを指定してあげればよい。

  1. 書庫形式で「ZIP」を選択する。
  2. 「パスワード」ボタンを押してパスワード入力画面へ移動する。
  3. 「ZIPレガシー暗号化」にチェックをつける。

 これで終了。