No.403


【Let's Encrypt】証明書の削除の方法

証明書作成ミスっちゃった…消して最初からやろ!

 無料でSSLの証明書を提供してくれるLet's Encrypt。おかげさまでサイトのSSL化がホントに楽になった。便利で高品質なサービスをありがとうございます (´_ _)ペコリ

 そんなLet's Encryptだけど、ちょっと使い方に癖がある。
 本テキストでは、いろいろある中でもっとも自分が悩んだ…というかびびった「証明書の削除(失効)」をメモしておく。

 削除にはペナルティはないけど、レート制限(回数制限)には注意しよう。

 やり方は2パターン。個人的には後者のコマンドで行う方が好き。


①対話型インターフェースから削除

 certbotdeleteコマンドを使う。

certbot delete

 実行すると削除できる証明書の選択画面が表示されるので、削除したい証明書の番号を入れればOK。

 選択画面でリターンキーを押してしまうと、全証明書が削除されてしまう。ご注意を。


②コマンドで削除

 certbotrevokeコマンドを使う。
 パスにcert.pemを指定するのがちょっと面倒だけど、慣れれば楽。

certbot revoke --cert-path=/etc/letsencrypt/live/証明書名/cert.pem 

 パスはCentOSのものなので適宜読み替えて頂きたい。