No.392
【Google Adsense】広告を表示させる相手の絞り込み
広告を表示させる相手やサイトの選別基準…どうなってんの?
エロサイトやダウンローダーなどの違法サイトを除くほとんどのサイトに表示されてるんじゃないかと思うGoogleの広告。世界一のIT企業を支える屋台骨だけある。
しかし、広告を掲載する側ならともかく出稿する側だと、いったいどんなサイトに、どんなロジックで表示されてるのかが気になるところだ。
Google Adsenseは死ぬほど頻繁に機能やロジックが変わるので、確実なことを説明するのは難しいけれど、説明用にざっくりとまとめてみた。
Google Adsense
巨大IT企業、Googleの本業。
キーワードによる検索と、GPSやIPアドレスからしゅとくした地域で絞り込む広告だ。
サイト判別:キーワード
サイト内に設定したキーワードに即した言葉があるかどうかで判定される。
Google Adsenseの代名詞とも言える機能だ。
ユーザー判別:地域
閲覧しているユーザーが存在している地域を特定して、広告表示を行うことができる。
「東京」などの大きな範囲から「ある地点からの一定範囲」など細かく設定可能。
地域はおそらくGPSやIPアドレスから判定しているのだと思われるが詳細は不明。
ターゲティング広告
前述の2つの設定では、広告の表示先は基本的にGoogle任せになる。
それとは別に、ユーザーを選んで広告を表示する仕組み「Googleディスプレイネットワーク(以下GDN)」という仕組みがある。名前の通り、WEBサイトのみをターゲットとした広告だ。
この仕組みは、特定の商品を宣伝したい場合などのような、明確な目的を持ったキャンペーンに使用できる。(実際、Googleの画面ではキャンペーンという項目で設定を作り上げていく)
GDNは
- 誰に出すか
- どんなサイトに出すか
- どんな端末に出すか
など、広告のターゲットを設定して広告を表示できる。
オーディエンスターゲティング:誰に出すか
下記のユーザー属性を対象に広告を設定できる。
- 年齢
- 性別
- 世帯収入
- 子供の有無
情報は
- Googleアカウント情報(ユーザー属性)
- ソーシャルネットワークなどでの行動
- 閲覧したサイトの内容(Youtubeなど)
から判定される。
コンテンツターゲット:どこに出すか
これは通常のGoogle広告と似ている。
やはり特定のキーワードに引っかかるページに広告を出力するのだが、表示するウェブサイトを選択したり拒否できたりするところが異なる。
モバイル端末のターゲット:どんな端末に出すか
読んで字のごとし。ユーザの端末種別による絞り込みだ。
- パソコン
- モバイル
- タブレット
- テレビ