No.38
【Photoshop】バッチ機能でまとめて処理する
バッチ機能を使ってフォルダ単位で処理
撮影してきた写真とかを一枚一枚処理しているのは面倒くさい。例えば暗めの場所で撮影してきた写真などは、一括して自動トーン補正などを行って明るくしたいことなどあるだろう。
その場合はPhotoshopのバッチ機能を使えば一括で処理できる。ファイルの保存時も確認ダイアログをスキップできたりするので、使いようによっては非常に便利だ。
Photoshopに処理内容を憶えさせるには「アクションの記録」という機能を使う。これで記録された手順を対象全部に繰り返すのがPhotosophのバッチ機能だ。
記録のさせ方
- 画面上部のメニューから「ウィンドウ>アクション」を選択してアクションパネルを表示する。
- 「新規アクションを作成」を選ぶ。
- 「記録」ボタン(赤いボタン)を押す。
- 記録させたい処理を実際に行う。例えば「イメージ>自動トーン補正」など。複数の処理を行うことも可能。
- 「停止」ボタン(黒い■ボタン)を押して記録を終了する。
バッチの実行
以下はフォルダの中のファイル全てに処理を行う場合の例。簡単なので色々試してみて欲しい。
- 「ファイル>自動処理>バッチ」を選択する。
- バッチを実行させたいアクションを選ぶ。
- 「ソース」で「フォルダー」を選ぶ。「選択」で処理したいフォルダーを指定する。
- 「実行後」にて「保存して閉じる」を選択するとファイルを上書きする。「フォルダー」にすると別フォルダーに新しいファイルで保存される。ファイル名の変更も可能。