No.265


【Youtube】API経由での動画アップロード制限

自動で動画をアップロードするときの上限は?

 SNSなどで投稿された動画をYoutubeにも同時にアップしたいという需要があるとする。

 もちろん、Gooeleが提供しているYouTube Data APIを使えば可能なのだが、いまいち説明を読んでもアップロード制限についての記載が明確でなく判りづらい。

 実態を掴むべく情報を調べたのでメモしておく。

※2017/10/31現在


動画の最大数

 昔は制限(1アカウントで2,000動画)が明記されていたが、今では記述を見ることができない。

 APIの動画登録機能からも制限数の記述が消えている。

 現状では制限がないと考えていいようだ。


1日あたりのアップロード可能数

 Youtubeへの依頼は「クオータ」という単位で処理のコストを管理される。

 要はYotubeに何か依頼するとクオータが消費され、それがアカウント毎に割り当てられたクオータの上限に達すると利用ができなくなるのだ。

 クオータの上限はGoogle Cloud Platformで確認が可能であり、現在は1日あたり「50,000,000クオータ」が割り当てられている。

 動画をアップロードするのに必要なクオータは「クォータの使用量」によると、現在は1回あたり「約1,600クオータ」となっている。

数値
1日あたりのクオータの上限 50,000,000クオータ
1動画をアップロードするのに必要なクオータ 約1,600クオータ

 動画のアップロード以外にもクオータは消費されるので、多めにざっくり1動画アップロードのクオータを2,000と仮定すると…なんとそれでも25,000動画をアップロードできる。

 まあ、普通の使い方なら上限は気にしなくて大丈夫、ということだろう。