No.443


【Windows10】タスクバーのサムネイルを表示させないようにする

毎回サムネイル表示に時間をかけるの勘弁してもらいたい

 Windowsには、タスクバーのアプリケーションにカーソルがあうと、そのサムネイルを表示してくれるという機能がある。

 確かにアプリケーションが単一起動のときは便利な機能だと思う。
 だけど、アプリが複数開いているときに、その全てのサムネイルを表示するようにするのはいただけない。
 極端に数が多い場合はリスト表示になるので、かえってマシになるという本末店頭っぷりだ。

 この機能、残念ながら無効にすることはできない。
 ただ、カーソルがあってからサムネイルが出るまでの時間を長くすることはできる。ひとまずこれで対処しよう。


消し方

 Windowsのレジストリを操作することになる。
 よっぽど変なこと(不要なデーターを消すなど)をしなければ問題ないけれど、心配な人は止めておこう。

  1. 検索ボックスでregeditと入力する。
  2. 「レジストリエディタ」が見つかるので起動させる。
  3. 左のメニューを辿って下記を開く。コピペで以下を貼り付けてもOK。HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced
  4. 左部分のAdvancedか右の空白部分を右クリックする。
  5. コンテキストメニューが表示されるので「新規>DWORD(32ビット)値」と選択する。
  6. 「新しい値 #1」が追加される。
  7. 「新しい値 #1」を右クリックし「名前の変更」を選ぶ。
  8. ExtendedUIHoverTimeに名前を変更する。
  9. ExtendedUIHoverTimeをダブルクリックする。
  10. 表記を「10進数」に変更する。
  11. 値のデータに、カーソルをあわせてからサムネイルが表示されるまでの秒数×1000の数値を入力する。(60秒なら60000)
  12. 「OK」を押して保存する。
  13. PCを再起動する。

 これでカーソルをあわせてもすぐにサムネイルが表示されることがなくなる。

 サムネイルが表示されなくなっても、タスクバーのアプリケーションを右クリックすれば一覧が出て選択できるので安心しよう。